流の頭の中の世界。

頭の中のあんなことやこんなことをジャンル問わずに広く浅く、たまに深く

「就活生が陥りがちな5つの誤解」に関する記事を読んだので、個人的な見解をつぶやいてみる

こんばんは。流です。

 

先日、『就活生が陥りがちな5つのカン違い』という旨の記事を読んだので

これについて、個人的な見解をつぶやいてみます。

 

f:id:Ru136:20171130202343p:plain

ん?

 

 

f:id:Ru136:20171130202652p:plain

んんん?

 

 

すみません。完全な遅延です。。。

※別に誰も熱望してはいないかと思いますが 笑

 

 

さて、この記事で取り上げられていた5つの勘違いは以下のようなもの 。

インターンシップの選考に落ちると、本番で不利

体育会系学生は就活に有利

エントリーシートは使い回しても問題ない

エントリーシートや面接では、すごいエピソードが必要

内定辞退は、連絡する必要がない

 (引用元:東洋経済オンライン 就活で多くの学生が陥る、「5つのカン違い」 | 就職四季報プラスワン )

 

では一つ一つみていきたいと思います。

 

1.インターン選考で落ちると本番で不利なのか?

 

何をもって不利と言うのかにもよりますが、

インターン選考に落ちたからと言って本選考で採用の可能性が下がると言うことはあまりないように思います。

そもそもインターンと本選考では目的も求める人物像も違う場合さえありますので。

 

ただ、これとは全く違う視点で思ったのは、

もしも「夏のインターン選考で落ちた。本選考でも無理だな。」

といったマインドでいるのであれば、有利不利どうこうの前に敗れているも同然だと思います 。

 

それって部活で例えると、

「夏の練習試合で負けたから、冬の大会も勝てないんだろうな。」

と言っているのと同じではありませんか?

「練習試合で負けた。悔しい。冬はもっと強くなって絶対に勝ちたい。」

そう思えた人だけが、大会で優勝できるのではないでしょうか?

 

有利か不利か考えている暇があったら、次勝つためにすぐに立ち上がることをオススメします。

 

2.体育会に所属していた学生は有利なのか?

こちらは以前書かせていただいた、見た目と中身の話に似ていますね。

nagaretakumi-atamanonaka.hatenadiary.jp

 

体育会に所属していたから求められるのではなく、

そこで培った能力や考え方が世間一般的に必要とされやすいと言うお話です。

もちろん、その能力や考え方も全ての企業で求められる訳ではありません。

 

あなたは今から、とにかくトークが面白い人を一人連れて来なければなりません。

1.吉本興業の芸人さん

2.芸人ではない方

 

どちらを連れて来ますか?

 

この情報だけで判断する場合

1が正解になるケースの方が多いとは思います。

 

でも、1の方がトークは苦手なリズムネタ専門の若手芸人で

2の方が大泉洋さんだったら?

 

体育会かそれ以外かと言うのはこれくらいの話のような気がします。

 

体育会だからと言って、『体育会』に期待された要素を持たない方もいれば、

運動なんてしたことがないのに『体育会』に期待した要素を持っている人もいます。

 

別にどこに所属していたかで選考をしている訳ではありません。

 

3.エントリーシートの内容は企業ごとに変えなければならないのか?

こちらは、

「志望動機は志望する業界や企業によって自然に変わってくるよね?」

と言う内容でした。

 

確かに、一理あります。

内容が全く同じものにはならないだろうなとも思います。

 

しかし、10社受けて、10種類の志望理由がある方は少し心配になります。

 

というのも

 

本当に自分の人生にとことん向き合いましたか?

 

と不安になってしまいます。

 

もちろん好きなことややってみたいことはたくさんあると思うのですが、

自分の人生を長期的に考えた時に、

ファーストキャリアとして何を選ぶのかトコトン考えたら

大切にすべき軸は自然に定まってくるので?

 

その軸は人によって様々だとは思います。

スキル、働き方、扱うもの・・・

 

ただし、あれもこれもいいなと思いながら、色々受けてみて

受かったところから選べばいっか 

と言う考え方はあまりオススメできません。

 

あと、企業ありきでキャリアを考え始めること自体オススメできません。

この辺りに関して、詳しくは前回のブログに書かせていただいております。

nagaretakumi-atamanonaka.hatenadiary.jp

 

4.エントリーシートで重要なのはエピソードの凄さなのか?

違います。

もちろん、エピソードが凄いと盛り上がるかもしれませんが。

面接は盛り上がるのが目的ではありません。

『凄い』の定義も曖昧ではありませんが、これが「結果」を意味するのであれば

それは一要素にすぎません。

 

大事なのは中身です。

人は見た目じゃない。でもそれ以上に、経歴は見た目じゃない! - 流の頭の中の世界。

※過去記事へのリンクが多くてすみません。だって偶然ちょうど良い記事を書いてたんだもん。。。笑

 

5.内定辞退の連絡はしなくても良いのか?

こちらは、

「連絡なしに辞退なんて迷惑だし非常識だ!」

 

と言ってしまうことは簡単なのですが

 

もっと深い問題のような気もしますね。

 

「企業側だって連絡なしに不合格にするところがあるじゃないかー!」

とか

 

でも個人的には、一番の問題は

企業と学生の構図のような気がします。

 

今の就活市場って、採用担当者と学生の間で、その程度の関係性しか気づけてないと言うことなんだろうな

 

と、とても悲しくなりました。

 

仮にも、内定までたどり着いた学生と内定を出した企業ですね。

お互いに相手のことを深く知ろうとし、

途中で止まることなく最終選考まで進んでいった。

 

それでも、

「辞退したい旨を伝えよう」

という思いよりも

煩わしさ等が勝ってしまう。

 

あ、候補学生のことを自分ごとのように考えて採用活動しているつもりだったけど

実はこの程度の関係しか気づけてないのかもしれない

 

とハッとさせられました。

 

 

もちろん、原因は他にも沢山あると思いますが

 

我々採用担当側も、本気で学生と向き合わなければ、

根本的な問題は解決にはならないかもなと。

 

 

さて、最後だけ誤解に対する見解ではなく、反省文になっちゃいましたね。

 

一応見解も書いておきますと 

「採用担当だって同じ人間だ。無言でお別れなんてされたら泣いちゃうぞ。。。!」

です。

 

 

以上5点。

全て流拓巳個人の見解にはなりますが、

就活時に意識していただいてそ損はないと思います。

頭の片隅くらいには入れておいていただけると幸いです。

 

それでは。

マークシート式の就活があなたの可能性を狭めてゆく

こんばんは、流です。

 

突然ですが、皆さん。

センター試験を受けたことはありますか?

大学受験時、志望校に関係なく皆んな受けさせられがちなあの試験です。

 

科目が多くてすごく長いあの試験

一問一問は難しくないのに時間との戦いに胃が痛むあの試験

志望校に出願できるかどうかが決まってしまうあの試験

 

しかし、全く勉強ができなかった高校時代の私にとって、あの試験はとても安心できるものでした。

 

なぜかというと、全科目マークシート方式だからです。

国立大学や難関私立高校の筆記試験では、そもそも何を書いていいのか検討もつかなかった高校生 流くん。

 

しかし、マークシート方式のセンター試験では最初から選択肢が並んでいる。

問題の答えが皆目検討もつかなくても、とりあえずそれっぽい選択肢を選ぶことができる。

 

ギャンブル的ではあるものの、非常に助かる試験でした。

 

ただ、なぜか異常に得意だった国語においては

どの選択肢も十分な正解じゃないじゃん。。。

まあ、強いていえばこれか

 

とか思いなが回答を選んでいたり

 

 

さて、今回は大学受験に関するお話

 

 

 

ではなく

 

 

ファーストキャリアの選び方に関するお話です。

 

 就活生の皆さんは入社先(≒内定承諾)の企業をどのように選んでいますか?

 

おそらく多くの場合

 

いろんな企業を見てみながら、

ちょっとずつ合う、合わないを考えて

さて、どの企業が自分にとって一番かな?

と考えているのではないかなと思います。

 

場合によっては業界や会社の規模だけは条件として先に決まっていたりするかもしれません。

 

これが一番オーソドックスですし、楽ですよね。



しかし

 

 

 

本当にそれでいいんですか?

 

というのが今回のお話

 

 

 

マークシート式の就活

 

上記のような企業の選び方。

 

すごくマークシート式の試験っぽいなと思うんです。

 

どういうことかというと

 

マークシート式の試験って

問題の答えを完璧に導き出せなくても

目の前の選択肢の中で正解っぽいのを選んで回答することはできるんです。

 

また、

前述の国語の例のように、

100%の回答は目の前の選択肢にないけど、一番正解に近いものを選ばなければならない場合があったりするのです。

「これ、どれも記述試験だったら減点されるような回答だけど、この中から選ぶならこれだな」という具合に。

 

 

 

そして、選んだ選択肢がどうであれ

その問題自体や、解答の前提となる考え方を完璧に理解できているとは限らないんです。

 

 

記述式、特に論述式の試験ではどうでしょうか?

 

ゼロベースで、これがベストだという回答を考えなければなりません。

考慮するべきことや気をつけるべきことが多い分、すごくめんどくさいです。

絶対マーク式の方が楽です。

 

 

ただ、企業選びも同じだと思うんです。

先に企業ありきで考えていないかと。

 

就職活動(特に新卒)とは、自分のファーストキャリアとして最適なのはどこなのかを選ぶ場。

 

無限の選択肢がある中から自分なりにベストな回答を追い求めます。

 

 

ここで、これまでのマークシート式の試験の例で

「選択肢」を「企業」に

「回答」を「ファーストキャリア」に

置き換えて見てください。

 

先に企業(選択肢)があり、その中では一番良さそうだと思う企業を選んでもいいのですが、

できれば大事な大事なファーストキャリアをそんな風に選ぶのはやめて欲しい

 

自分にとって理想のファーストキャリアって何なのか?

 -どんな働き方をするのか?

 -なんのために働くのか?
 -どんな人と働くのか?

 -どんな環境で働くのか?

 -何が身につくのか?

 -何を扱うのか?

 ・

 ・

 ・

 ・

 -そしてこの中で自分にとって重要な要素はなんなのか?

 

 

知りうる企業という提示された選択肢ありきで、その中から良さそうな所を選ぶというマークシート式の就活は辞めて

 

自分で試行錯誤して模範回答を作り出す。記述式、論述式の就活をして欲しい。

そこで初めて、その理想のファーストキャリア像を実現するにはどこに行けばいいのかを、考えて欲しい。

 

 

そんな理想の企業がなかったらどうすればいいのかって?

 

世の中に何社の企業があると思っているんだ

本当に全て探し切ったのか?

 

 

それでもなければしょうがない。

フリーランスNPO、起業‥‥etc

 

企業への就職以外にも選択肢はたくさんある。

 

 

企業ありきのキャリア選びではなく

絶対自分で模範解答を作り上げるべきだと思います。

 

だってあなたのことを一番真剣に考えてくれる人なんて

あなた自身に決まっているのだから

 

 

あやふやなまま、「ベストっぽい選択肢」を選んでいては

いつ後悔してもおかしくない。

 

試験では提示された選択肢から正解らしきものを選んでもいいのだけど

 

自分のキャリアくらいはもっと理想を追い求めてもいいのでは?

 

 

マークシート式の就活から脱却し、皆様の可能性が大きく広がることを祈っております。

 

 

 

ps.

あ、流のような余程勉強できなかった人でない限りは

マークシート式の試験でも脳内で模範解答作ってますよね。。。

失礼いたしました!

 

人は見た目じゃない。でもそれ以上に、経歴は見た目じゃない!

こんばんは。流です。

 

突然ですが、みなさん。

 

自分という人間を見た目で評価されたらイラっとしませんか?

 

少なくとも私は嫌です。

 

「人は見た目じゃない。」

 

誰もが一度は聞いたことのあるフレーズだと思います。

 

今回はそんな「見た目」に関する採用の現場でのお話。

続きを読む

【2017年10月】流の定例読書報告

こんばんは。

前回一記事目となるブログを公開し、その夜にある友人から6年ぶりの電話が来るなどいろいろなことが起こりまして、早くもブロガーズ・ハイに陥っている流です。

続きを読む

いまさら個人ブログ開設。なぜ書くのか?

こんばんは。

流拓巳です。

 

3ヶ月程前に会社のブログを始めたばかりの私ですが、

この度、ふと思い立って個人ブログを開設いたしました。

 

1年半ぶり3度目の開設

実は、私の人生においてブログを開設します宣言をしたのは今回が3度目。

 

続きを読む