流の頭の中の世界。

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「就活生が陥りがちな5つの誤解」に関する記事を読んだので、個人的な見解をつぶやいてみる

こんばんは。流です。

 

先日、『就活生が陥りがちな5つのカン違い』という旨の記事を読んだので

これについて、個人的な見解をつぶやいてみます。

 

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ん?

 

 

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んんん?

 

 

すみません。完全な遅延です。。。

※別に誰も熱望してはいないかと思いますが 笑

 

 

さて、この記事で取り上げられていた5つの勘違いは以下のようなもの 。

インターンシップの選考に落ちると、本番で不利

体育会系学生は就活に有利

エントリーシートは使い回しても問題ない

エントリーシートや面接では、すごいエピソードが必要

内定辞退は、連絡する必要がない

 (引用元:東洋経済オンライン 就活で多くの学生が陥る、「5つのカン違い」 | 就職四季報プラスワン )

 

では一つ一つみていきたいと思います。

 

1.インターン選考で落ちると本番で不利なのか?

 

何をもって不利と言うのかにもよりますが、

インターン選考に落ちたからと言って本選考で採用の可能性が下がると言うことはあまりないように思います。

そもそもインターンと本選考では目的も求める人物像も違う場合さえありますので。

 

ただ、これとは全く違う視点で思ったのは、

もしも「夏のインターン選考で落ちた。本選考でも無理だな。」

といったマインドでいるのであれば、有利不利どうこうの前に敗れているも同然だと思います 。

 

それって部活で例えると、

「夏の練習試合で負けたから、冬の大会も勝てないんだろうな。」

と言っているのと同じではありませんか?

「練習試合で負けた。悔しい。冬はもっと強くなって絶対に勝ちたい。」

そう思えた人だけが、大会で優勝できるのではないでしょうか?

 

有利か不利か考えている暇があったら、次勝つためにすぐに立ち上がることをオススメします。

 

2.体育会に所属していた学生は有利なのか?

こちらは以前書かせていただいた、見た目と中身の話に似ていますね。

nagaretakumi-atamanonaka.hatenadiary.jp

 

体育会に所属していたから求められるのではなく、

そこで培った能力や考え方が世間一般的に必要とされやすいと言うお話です。

もちろん、その能力や考え方も全ての企業で求められる訳ではありません。

 

あなたは今から、とにかくトークが面白い人を一人連れて来なければなりません。

1.吉本興業の芸人さん

2.芸人ではない方

 

どちらを連れて来ますか?

 

この情報だけで判断する場合

1が正解になるケースの方が多いとは思います。

 

でも、1の方がトークは苦手なリズムネタ専門の若手芸人で

2の方が大泉洋さんだったら?

 

体育会かそれ以外かと言うのはこれくらいの話のような気がします。

 

体育会だからと言って、『体育会』に期待された要素を持たない方もいれば、

運動なんてしたことがないのに『体育会』に期待した要素を持っている人もいます。

 

別にどこに所属していたかで選考をしている訳ではありません。

 

3.エントリーシートの内容は企業ごとに変えなければならないのか?

こちらは、

「志望動機は志望する業界や企業によって自然に変わってくるよね?」

と言う内容でした。

 

確かに、一理あります。

内容が全く同じものにはならないだろうなとも思います。

 

しかし、10社受けて、10種類の志望理由がある方は少し心配になります。

 

というのも

 

本当に自分の人生にとことん向き合いましたか?

 

と不安になってしまいます。

 

もちろん好きなことややってみたいことはたくさんあると思うのですが、

自分の人生を長期的に考えた時に、

ファーストキャリアとして何を選ぶのかトコトン考えたら

大切にすべき軸は自然に定まってくるので?

 

その軸は人によって様々だとは思います。

スキル、働き方、扱うもの・・・

 

ただし、あれもこれもいいなと思いながら、色々受けてみて

受かったところから選べばいっか 

と言う考え方はあまりオススメできません。

 

あと、企業ありきでキャリアを考え始めること自体オススメできません。

この辺りに関して、詳しくは前回のブログに書かせていただいております。

nagaretakumi-atamanonaka.hatenadiary.jp

 

4.エントリーシートで重要なのはエピソードの凄さなのか?

違います。

もちろん、エピソードが凄いと盛り上がるかもしれませんが。

面接は盛り上がるのが目的ではありません。

『凄い』の定義も曖昧ではありませんが、これが「結果」を意味するのであれば

それは一要素にすぎません。

 

大事なのは中身です。

人は見た目じゃない。でもそれ以上に、経歴は見た目じゃない! - 流の頭の中の世界。

※過去記事へのリンクが多くてすみません。だって偶然ちょうど良い記事を書いてたんだもん。。。笑

 

5.内定辞退の連絡はしなくても良いのか?

こちらは、

「連絡なしに辞退なんて迷惑だし非常識だ!」

 

と言ってしまうことは簡単なのですが

 

もっと深い問題のような気もしますね。

 

「企業側だって連絡なしに不合格にするところがあるじゃないかー!」

とか

 

でも個人的には、一番の問題は

企業と学生の構図のような気がします。

 

今の就活市場って、採用担当者と学生の間で、その程度の関係性しか気づけてないと言うことなんだろうな

 

と、とても悲しくなりました。

 

仮にも、内定までたどり着いた学生と内定を出した企業ですね。

お互いに相手のことを深く知ろうとし、

途中で止まることなく最終選考まで進んでいった。

 

それでも、

「辞退したい旨を伝えよう」

という思いよりも

煩わしさ等が勝ってしまう。

 

あ、候補学生のことを自分ごとのように考えて採用活動しているつもりだったけど

実はこの程度の関係しか気づけてないのかもしれない

 

とハッとさせられました。

 

 

もちろん、原因は他にも沢山あると思いますが

 

我々採用担当側も、本気で学生と向き合わなければ、

根本的な問題は解決にはならないかもなと。

 

 

さて、最後だけ誤解に対する見解ではなく、反省文になっちゃいましたね。

 

一応見解も書いておきますと 

「採用担当だって同じ人間だ。無言でお別れなんてされたら泣いちゃうぞ。。。!」

です。

 

 

以上5点。

全て流拓巳個人の見解にはなりますが、

就活時に意識していただいてそ損はないと思います。

頭の片隅くらいには入れておいていただけると幸いです。

 

それでは。