【2017年12月】流の定例読書報告
こんにちは。流です。
毎月末恒例にしている、読書報告。
年末年始で投稿できていなかったので、今更ながら報告です。
今月は3冊です。
今回はかなりジャンルが広いですが、
それぞれ得るものがあったのでご紹介。
《2017年12月 定例読書報告》 3冊
【入社一年目の教科書】
著者:岩瀬大輔
言わずと知れた有名な一冊ですね。
社会に出たばかりの新人として、
何を意識すべきか。
どう過ごすべきか。
これらについてまとめられた一冊。
"入社一年目"
というタイトルではありますが、
大半の内容はどんなコミュニティーにも当てはまることなのかなと思います。
例えば、流が大学時代に居た自治運営の学生寮や、インターンとして働いていたチームでも通用した内容だと思います。
人生の節目節目で読み直すのがいいと思います。
【マリアビートル】
著者:伊坂幸太郎
はい。小説も読みます。
できるだけ幅広いジャンルを読みたいというのもありますが、
そもそも小説は大好きです。
その割には今更かよという一冊かもしれませんね。
重力ピエロやゴールデンスランバーで有名な伊坂幸太郎さんの小説。
特に、こちらの作品は「殺し屋シリーズ」と呼ばるシリーズの一冊で、
個性豊かな裏社会の住人たちが登場し、それぞれの思惑が交錯しながら物語が展開していくサスペンスとも推理小説とも少し違う独特の作品です。
という、小説の内容の紹介はそんなに求められていないと思うので、少し真面目なお話を。
この小説からも、しっかりと様々なことを学べました。
特に一番感じたのは、「自己肯定感」について。
自己評価が低くても、それは必ずしも客観的な評価や実績とは一致していないんだなということです。
私のような心配性の人間は、
失敗ばかりに目が向いたり、
成功しても予定通りいかなかった点のことなかり考えてしまったり、
その不安から自信が持てずに負のサイクルに陥ってしまうことがよくあるのですが、
もしかすると、気にしているのは自分だけなのかもしれないと勇気をもらえました。
読み始める前よりも1.5倍くらいはポジティブになれた気がします。
これ以上言ってしまうとネタバレになってしまうので、
自己肯定感が低いかったり、心配性だったり、という方はぜひ読んでみてください!
※できれば小説としては、先に「グラスホッパー」を読むことをオススメします。
【よい子の君主論】
著者:架神恭介/辰巳一世
これまた小説かよ!
という見た目ですが、まさかのまさかの帝王学の本です。
マキャベリの君主論を、小学校のクラスの覇権争いに例えて解説した一冊です。
君主論とは?
歴史上の様々な君主および君主国を分析し、君主とはどうあるものか、君主として権力を獲得し、また保持し続けるにはどのような力量が必要かなどを論じている。
もっとシンプルに言うと、君主とはどう振る舞い、どんな判断をするべきか
についての教科書といったところでしょうか。
これほどまでに、誰にとってもわかりやすく解説できるのかと驚いたほど、
非常に読みやすいです。
ちなみに流はこのあとすぐに、もっと本格的な「君主論」も読み始めました。
そう言う意味でも入門書としては最高だったと思います。
新しくリーダーになる方
もしくはそれに備えている方
ぜひ読んでみては?
以上今月の読書報告でした。
余談ですが、今日の夜は、
弊社の18卒内定者との、オススメ図書の紹介会がございます。
ここでもいい本に出会えると思うので、また今月末に共有させていただきたいと思います!
ぜひ、みなさんのオススメ図書も教えてください!
それではご拝読ありがとうございました。