流の頭の中の世界。

頭の中のあんなことやこんなことをジャンル問わずに広く浅く、たまに深く

新卒入社から一年。やってみて良かったこと。悪かったこと。

こんにちは。

流です。

 

早いもので、

ガイアックスに新卒入社してから、ちょうど一年が経ちました。

 

新卒採用担当をしていると、

・2017年卒(同期)の育成の話

・2018年卒のフォロー

・2019年卒の選考

・2020年卒の計画づくり

 

を同時に行うことになるので、

少し油断すると、

自分がいったい いつ入社したのかわからなくなってきます、、、

  

しかし、

18卒新入社員の研修で講師をすることになり、

参加者を一年前の自分と重ねて見る機会が増えるうちに、

この一年間で自分が試してみて良かったことと悪かったことを

先に知っていられたらなと思うようになりました。

 

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そこで、今回はBlogという形でオープンにすることに。

  

数ヶ月かけてやっとたどり着けた 『やって良かったこと』もあれば、

辞めるまで一年間かかった『やって悪かったこと』もあります。

 

というわけで、この4月に働き始めた皆さん。

  

流の屍を超えてゆけ!

 

さて、まずは

この一年間やってみて良かったことから

 

やってみて良かったこと

 

■理想の自分像をしっかり作る

 

人間が想像できることは人間が必ず実現できる

 

これはフランス人作家のジュール・ヴェルヌさんのとても有名な言葉です。

ご存知の方も多いかもしれません。

 

私は別にジュール・ヴェルヌさんのファンというわけでは無いのですが、

この言葉はそのまま個人にも当てはまるなと強く思っています。

 

ただし、もちろん想像するだけでは実現できない。

実現するためには、その想像に到達するためには何が必要なのかを緻密に考えなければなりません。

  

裏を返せば、

『理想の自分像』

を鮮明に想像できれば、

自分にとって必要なことは全て明確になり、

到達するのが当然になります。

  

私の場合は、

2022年7月13日(30歳の誕生日)時点での自分像と、

今過ごしている一年間が終わった時点での自分像を、

かなり鮮明にイメージしています。

 ※一年間の方は毎年修正しています。

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30歳の時の流はこんな感じになってっているそうです。

(実際にはこれより下に結構続きます。)

 

 

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そして上記の流に確実にたどり着くために、

2018年が終わった時にはこうなっている。

(こちらも実際にはこれより下に結構続きます。)

 

とはいえ、これではまだまだ具体的ではないので、

上記の各項目を、さらにブレイクダウンしたシートを作っています。

そして、あとは

・それをカレンダーに落とし込む

・毎日理想の自分像をイメージする

 

この二つを行うだけです。

 

届くか届かないかギリギリの目標を数十個立てていますが、

2017年の実績としては、8割以上は達成できました。

 

副産物として、自分の人生をコントロールできているような気持ちになり、

日々生きるのが楽しくなります。

ロールプレイングゲームを進めているような気分ですね!

 

高校時代は3年間でこれをやらなきゃ。

大学時代なら4年間でこれをやらなきゃ。

と、なんとなく目指すべき指標があったと思います。

しかし、これから先は、何をどれだけ後回しにしても、

誰かから怒られることはありません。

 

ゴールも決まっていません。

 

ぜひ、自分自身で『理想の自分像』を定めてみてください。

 

■内省の時間を意識的に取る

 

内省の時間を意識的にとることもおすすめしたいです。

前述の理想の自分像に近づけているかどうかを、

常にチェックする意味もありますし、

より快適な明日を生きるためでもあります。

 

 

社会人になると、

何もしなくても、日々様々なことが降りかかってくるので、

とても成長しているような錯覚に陥ります。

 

 そんなある日、

ふと、毎月末に丸一日、内省の時間をとるようにしてみました。

・自分にとってこの一ヶ月間はどんな時間だったのか

・何はできて何はできなかったのか

・何故できて 何故できなかったのか

・どの日にどんな気持ちだったのか

・今やり直せるならどの行動をどのように変えるのか

などなどです。

 

これを続けていくうちに、

目を背けたくなる現実に気づいてしまいました、、、、

 

前の月末に悩んだことと全く同じことで悩んでいる。

前の月にできなかった理由と全く同じ理由で今月もできなかった。

ということに気づいたのでした。

 

もっといえば、一ヶ月目に悩んでいたことを三ヶ月目にも悩んでいました。

気づいた瞬間は泣きたくもなりましたが、

今ではポジティブにとらえています。

 

何故なら、

内省を行なっていなかった場合、

おそらく1年後も10年後も、今と全く同じことで悩んでいた可能性が高いからです。

 

最初はゾッとしましたが、

そんな暗い未来を回避するためには、

やはり、具体的なアクションに落とし込んだり、

何かを変えるしかありませんでした。

 

当たり前のことじゃん!と感じられるかもしれませんが、

自分にとっての脅威に対して、

人間は案外鈍感なものです。

 

不本意に留年する人は、

おそらく、試験の前日になるまで、今の自分の状況をありのままに捉えられていません。

 

仕事の納期を守れない人は、

おそらく、納期ギリギリまで、自分の進捗状況の不味さを客観的には見れていません。

 

そして、何より一番恐ろしいことに、

そんな失敗をした瞬間には、次の脅威が迫り始めているのです。

 

この循環から抜け出すためには、

意識的に自分を客観視する時間をとるしかありません。

 

逆にいえば、

これさえできれば少なくとも、常に昨日の自分より一歩進むことはできます。

 

ぜひ、意識的に内省の時間をとってみてください。 

 

 

■自分を応援してくれる人を増やす

3つ目は自分を応援してくれる人を増やすこと。

ここまでの2つは、まだピンとこない方も多いかもしれませんが、

この 3つ目に関しては、今日この瞬間から初めて欲しいです!

 

これから先、おそらく誰もが、何かしら辛い経験をすると思います。

どんなに明るい方でも、精神的に辛い時期が訪れると思います。

それは、必ずしも失敗や病気などネガティヴなこととは限りません。

 

何かに挑戦するからこそ、周囲から反対される。

新しいこと始めようとするからこそ、時間が足りなくなり疲弊してくる。

など、どちらかというとポジティブなことかもしれません。

 

このような時に、支えになるのは、

自分を応援してくれる存在です。

 

言葉としては使い古されたものかもしれませんが、

社会人になってから、より強く感じます。

 

例えば、社内で仕事がうまくいかず、怒られてばかりの時に、

毎朝何気なく声をかけてくれる人の顔を思い浮かべると頑張れます。

 

新しいことを始めようとしてうまくいかない時に、

自分のSNSでの発信に対してリアクションをくれる人がいると、

それだけでポジティブになれます。

 

辛い状況になり、心が折れそうになると、

自分には味方がいないような錯覚に陥ってしまいます。

 

しかし、その悩みと関係ある人であろうとなかろうと、

今この瞬間も自分に興味を持ってくれている人、

どこかを評価してくれている人、

笑顔で話かけてくれる人、

の顔が浮かぶ状態になっていれば、

ネガティブな感情に負けずにすみます。

 

このような、自分を応援してくれる人たちを増やすには何をすればいいのか。

私が心がけていることは一つだけです。

 

それは

『自分の頭の中をさらけ出すこと』

です。

 

朝の挨拶もそうだし、

ありがとう と ごめんなさい をしっかりと伝えることもそう。

SNSでの発信もそうだし、

日頃のコミュニケーションで、どこまで素直になるかもそうです。

このブログももちろんそうです。

 

自分の頭の中をさらけ出していくほど、

自分に興味を持ってくれる人は増えます。

それを続けていくうちに、

どこかでうまくいかなくても、

自己肯定感が高い自分で入られるようになってきます。

 

また、外部要因に惑わされずに自信を持って物事の判断ができるようになります。

 

『自分を応援してくれる人を増やす』

ぜひ、初めてみてください!

 

 

 

 

 

やってみて悪かったこと

続いて、

この一年間やってみて悪かったこと

 

■勝手に相手のリアクションを決める

私が一番後悔していることは、

何かを行う時に、勝手に相手のリアクションを決めてしまうこと。

 

例えば、

こんなことをお願いすると嫌がられるだろうな

こんなことを自分がやると笑われるだろうな

このなことがバレると怒られるだろうな

 

と自分の頭の中でシミュレーションし、

動けなくなってしまうことです。

 

皆さんも経験があるかもしれません。

 

相手の気持ちを考えずに行動するのは、

当然良いことではないのですが、

相手の気持ちやリアクションを勝手に決めつけてしまうのも考えものです。

 

なぜなら、どう感じるのか、どう返すのかは受け取った相手が決めることなのだから。

 

私はこの一年間、

「社長に言いづらいなあ 。。。」

とか

「上司に報告したくないなあ。。。」

と思いながら、

手遅れになる寸前まで動けなくなってしまった経験が何度もあります。

 

しかし、手遅れになる直前に震えながら伝えたにも関わらず、

社長や上司からの反応は

「OK」「別にいいんじゃない?」

で済んだこともかなり多いです。

感覚としては、6割くらいの確率で、

このような結果になっている気がします。

 

その度に、今までの緊張と不安はなんだったんだと、

大学受験の合格発表後さながらの安堵感と開放感に包まれるのですが、

 

自分の中で勝手に大事化してしまっていただけで、

そもそも相手の中では問題ですらなかったということですね。

 

結局は何をどう感じられるのかは相手次第。

断られたら辞めれば良い。

怒られたら改めれば良い。

まずは試してみないことにはわかりません。

 

勝手に不安になり、生産性も落ちて、心理的にも不健全になっていた時間が非常にもったいないです。

 

勝手に相手のリアクションを決めるはほどほどにしましょう!

 

 

■同世代をライバル視する

次にやめたほうがよかったなと思うのは、

同世代をライバル視することです。

 

そうしてしまうのは無理もないことです。

 

就職活動時に、

多くの同世代の方々と選考を共にしてきている。

しかもその様子はまるで競争。

 

同世代の誰かをライバル視してしまい、

負けないぞと奮闘したり、うまくいっている姿を目にして嫉妬するのも

納得できます。

 

しかし、

ビジネスもキャリアも、年齢別の大会ではありません。

出場条件不問です。

 

それなのに、わざわざ会社の同期とか大学の友人をライバルにおくのは非常にもったいない。

先輩よりも売り上げを上げてもいいですし、

親世代以上に社会に貢献してもOKです。

 

どうせライバル視するなら、

自分の周りで一番すごいと思う人を対象にしたほうがいいです。

 

県大会優勝を目標にしていると、

大抵全国大会では初戦でボロ負けです。

ライバル(目標)はできだけ高く。

その代わり、本気で勝ちにいく。

これをオススメします。

 

ちなみに、別に同世代だから悪いというわけではないです。

でもきっと、あなたの隣にいる同期は、

おそらくあなたの世代で目指せる最上級ではありません。

 

ちなみに、私は基本的に先輩をライバル視していますが、

同い年で唯一明確にライバル視している相手は、指原莉乃さんです。

 

 

■いつでもできることは後回しにする

 

これは社会人だからというわけではないのですが、

絶対に辞めたほうがいいことです。

 

なぜなら、いつでもできることは、一生やらないことだからです。

 

おそらくみなさんが、これから先に経験する後悔することで、

一番多いのは、

・どうしてもっと早くやらなかったんだ

・どうして忘れてしまっていたんだ

 

というタイプのものです。

 

人間、いつでもできると思っていることは、

日頃は頭から消え去ってしまいます。

 

いざ、暇ができても、

せっかくの空いた時間だからと、

その時にやりたいことをしたり、何もせずにダラダラするのが常だと思います。

※もし、そんなクズ人間は流だけだぞ!ということであればごめんなさい、、、

 

これからは、いつでもできることは、

すぐにやってしまうか、いつやるのかだけを先に決めるか

のどちらかを必ず行うように意識してみてください。

 

毎日会っている○○さんに伝言を伝える。

お世話になった方にお礼のメールを送る。

久しぶりに旧友に連絡をとってみる。

今すぐは必要ないけど英語を勉強する。

スキルアップのために○○を読む。

受け取れなかった宅配の再配達依頼をする。

部屋の整理整頓をする。

 

 

どれも、いつでもやれそうなものですが、

やれなかったからといって、死ぬことも職を失うこともありません。

だからこそ、すぐに行うかタイミングを決めることを意識してみてください。

いつでもできることは、手をつけると一瞬で終わることがほとんどです。

すぐに終わらないものでも、スタートだけ切っておくと、気持ち的に楽だし、忘れることもありません。

 

緊急案件に人生を支配されないためにも、

いつでもできることほど、すぐに!

 

 

 

 

以上、この一年間を振り返っての

良かったこと3つと

悪かったこと3つでした。

 

 

 

 

 

どれか一つだけでも、参考になっていれば、私は幸せです!

 

以上、

ガイアックス採用担当の流拓巳から、

一年前の自分へのメッセージでした!