【2018年3月】流の定例読書報告
みなさんこんにちは。
今月もやや遅れましたが、定例の読書報告です。
前回のブログを凄く多くの方に読んでいただけた直後なので、
ただただ、自分が読んだ本を紹介するだけのこの記事を投稿することに対して、
やや気も引けたのですが、
自意識過剰すぎるということに気づいたので、いつも通り投稿します!
3月に 読んだ本はこの5冊です。
《2018年3月 定例読書報告》5冊
【レバレッジ・リーディング】
著者 :本田直之
最近は特に意識的に本を読むようになったので、
一度、「読み方」自体について見直そうと思っての選書。
本田直之さんは、自己啓発系の本や、働き方系の本ではかなり有名な方ですね。
シリーズというわけではないですが、
似たようなタイトルのもので、
もございます。
今回の『レバレッジ・リーディング』の内容は、
ざっくり言うと
・「読書=投資」だと思え
・目的を持って本を読め
・読んだらかならずアウトプットに繋げろ
というもの。
確かに読書に限らずセミナーへ参加するにしろ、webメディアを見るにしろ、
目的や問題意識を持って臨んだ時とそうでない時では、全然投資対効果が違う。
※ここで言う『投資』とは書籍代も自分の時間的価値も両方含んでいます。
私自身、 インプットの時間はアウトプットの時間と同じくらい重要だと考えているため、
どんなに忙しくても社外交流と読書だけはやめないようにしていますが、
もっと『投資活動だ』と言う意識を明確にもち、
アウトプットに対してストイックにならないといけないなと思いました。
偉大な人事の方のセミナーに参加して、凄く勉強になったけど、
翌日からも、自分の会社では人事制度も働き方も何も変わらない
と言う状況ではなんの意味もないですもんね、、、
本に対しても同じ意識を持とうと思います。
【ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用】
著者 : リード・ホフマン;ベン・カスノーカ;クリス・イェ
会社の先輩から、
『ガイアックスで人事をするなら読んでおけ。
そして、この本に書いてあるようなことをうちでも実現してくれ。』
と紹介を受け、その翌日に読んだ本です。
企業と従業員が、互いに与える価値を明確にし、信頼関係で結びついた状態を
『ALLIANCE』と称し、
※あくまで流の解釈です。正確ではないです!
そのような関係性をいかにして構築するのかについて、
Linkedinの実例に基づいて解説した一冊です。
VUCAの時代*1が訪れ、キャリア自律が求められてくる中で、
企業が目指すべき一つの形だと感じました
ガイアックスにおいても、すでに社内外の境目は曖昧になってきております。
また、社外で活躍しているOB・OGの方々との交流も非常に盛んなのですが、
そこをもっとコミュニティー化していきたいなと。
雇用形態や所属ではなく、自分の使命をもった一人一人が『信頼』をベースに自由に結びつくコミュニティーにしたいなと感じました。
本を紹介してくださった先輩の思う壺ですね。
実際にやろうと思うと重い、、、笑
【悪意とこだわりの演出術】
著者 : 藤井健太郎
藤井健太郎さんと聞いてわかる方は少ないかもしれませんが、
を知らない方は少ないのではないでしょうか?
もしくは、『クイズ☆タレント名鑑』など。
これらの番組を手がけた名プロデューサーが藤井健太郎さんです。
(視聴率云々はさておき)今、もっとも熱狂的なファンをもつプロデューサーではないでしょうか?
漫才やコントは大好きで劇場まで観に行くのに、バラエティー番組はあまり観ない私も、藤井さんの番組だけは全て観ています。
彼は、自身の番組へのこだわりが非常に強く 、
例えばナレーションのスクリプトの一字一句、VTR内の小道具の一つ一つまで、全て自分で決めています。
また、奇抜な番組ばかり手がけているように見えますが、
実は、基礎がかなりしっかりとしており、
そこからこだわりを持ってズラすからこそ、面白い番組が作れる。
まさに守・破・離を体現したような方でした。
TV曲のプロデューサーと言う職業上、
アウトプットばかりが注目されがちですが、
彼の仕事に対する姿勢からは学ぶことが非常に多かったです。
※真面目な感想を書いていますが、本の内容自体は7割り型ふざけています
多分、こんなレビュー書かれたら、藤井さんは嫌がると思います 笑
【世界一即戦力な男――引きこもり・非モテ青年が音速で優良企業から内定をゲットした話】
著者 :菊池良
『世界一即戦力な男』というパワーワードに聞き覚えはありませんか?
数年前、とある就活生が自分のことを『世界一即戦力な男』と称し、自己PR用のWebページを公開したことで、とても話題になりました。
当時 私は、
「バカなことをやっている就活生がいるな。」とか
「勢いで世界一とか言ってるけど、絶対大したことないでしょ。面白いけど。」とか、
一発屋芸人を見るような目で、このニュースを見ていました。
しかし、書籍化までされていたので、気になって読んで見ると、
とても凄い方だということがわかり、引き込まれてゆきました。
※ギャグ漫画を読むくらいの気持ちで読み始めたのに、、、笑
こちらは特に内容には触れません。
と言うか、触れるのは野暮な気がします。
ニートからの逆転劇とだけはお伝えしておきます。
一つ一つの文章はふざけているものの、
随所に、
人生において大切なことも散りばめられています。
【革命のファンファーレ 現代のお金と広告】
著者 :西野亮廣
こちらは、あえて私が紹介する必要はないかもしれませんね。
昨年秋に大ヒットした、キングコング 西野亮廣さんの著書です。
赤い背景に赤い服の西野さんが写っている表紙の方が有名だと思いますが、
個人的にはカバーを外した、こちらの『えんとつ町のプペル』デザインの方が好きなので、こちらの写真を。
大胆さゆえに、常に賛否両論別れる西野さんですが、
『現代の生き方』と誰よりも向き合い、徹底している方だなと思います。
非常に内容の濃い本で、
一言でまとめるなんておこがましいのですが、
あえて、一言で言うと、
これからは 『信頼』の時代だ
とうことを教えてくれる一冊です。
その点に関しては、自分自身でも感じることは多く、
応援してくれる仲間を増やしたもん勝ちだと思いながら、
日々を生きているわけですが、
西野さんは行動においても、思考においても、
その徹底度合いが全然違いました。
『お金と広告』という副題がついていますが、
広告に関係のない方にもぜひ、ご一読いただければと思います。
自分の生き方を考え直すきっかけになるかもしれません。
以上、2018年3月に読んだ5冊の報告でした。
これからも引き続き、
皆様のおすすめ図書をご紹介いただけると嬉しいです。
それでは、ご拝読ありがとうございました。
*1:Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)が高まる時代